あなたの知っている嵐山って本当に嵐山!?

嵐山の竹林の道

京都の風光明媚な場所と言われて真っ先に「嵐山(あらしやま)」を思い浮かべる人は多いかと思います。嵐山というと、有名な竹林の道や世界遺産の天龍寺、そして桂川にかかる渡月橋を思い浮かべる方が多いでしょう。

しかし、これらが実は嵐山ではないと言ったら、みなさん驚かれるのではないでしょうか?わたしもこれを知って驚いたのですが、実際地名としての嵐山に、これら嵐山の観光スポットは含まれていないのです。

以下、その理由を説明しましょう。

そもそも地名としての嵐山は、これらの観光スポットから桂川を挟んだ渡月橋の反対側にあります。先ほどの天龍寺や竹林の道は「京都市右京区」なのですが、対岸は「京都市左京区」となり、こちらが本来の嵐山なんです。

しかしさらに元を辿ると、実は「嵐山」という名前が示す通り、元々は山の名前なのです。ではみなさん、どの山が「嵐山」なのかお分かりでしょうか?

渡月橋から見た嵐山

渡月橋から桂川上流を見ると、両岸に山があり渓谷になっています。

この左側の山が嵐山。春は桜、秋は紅葉がとても綺麗です。ちなみに右側は、小倉百人一首や小倉あんの生まれた場所として有名な小倉山(おぐらやま・別名「亀山」)となります。

この風光明媚な山があるところとして桂川右岸(京都市左京区)を嵐山と呼ぶようになり、今では嵯峨野と呼ばれる左岸(京都市右京区)も一般的に嵐山と呼ばれるようになりました。

なので、天龍寺や竹林の道は「嵐山ではないけれど、嵐山」という奇妙なこととなっているのです。

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